1型糖尿病

 

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1型糖尿病

糖尿病の中には1型糖尿病というものがあり、これはとてもやっかいな病気だと思ってください。
なぜなら、1型糖尿病が発症する原因が未だに解明されておらず、何が原因なのかをはっきり分からないからです。
ただ、乱れた生活習慣が原因で発症するということはないといわれているので、みなさんがイメージしている糖尿病とは異なります。

 

1型糖尿病とは

1型糖尿病は、免疫系の異常により、膵臓の細胞が破壊されることによって引き起こされる病気です。
そうするとインスリンを分泌することができなくなり、血糖値を上手くコントロールできない状態になってしまいます。
血糖値を上手くコントロールできなくなると低血糖や高血糖を引き起こしまうので注意が必要です。
低血糖というのは、血糖値が低い状態のことで、高血糖とは血糖値が高い状態のことをいいます。

 

1型糖尿病の症状

1型糖尿病の主な症状は、通常の糖尿病と同じような尿の量や回数の増加、喉や口の渇き、体重減量といったものです。
また、病気が悪化してしまうことで、多呼吸、意識障害、腹痛、脱水症状、昏睡、循環不全といった重大な症状が現れます。
仮にこのような症状を感じた場合は、ただの仕事の疲れだと思わずに、早めに病院で検査を行うようにしましょう。
そのまま放置してしまうと病気がますます進行してしまい、大変なことになるので気をつけてください。

 

1型糖尿病と合併症

そして、1型糖尿病になってしまうと腎臓の働きが乱れてしまう腎症、失明の可能性がある網膜症といった合併症を引き起こす危険があります。
腎症は症状が悪化してしまうと人工透析が必要となり、命を落とす危険がある腎不全のリスクが高まります。
血糖値が上昇したままの状態が続くと網膜が剥離してしまい、視力が低下していき、場合によっては失明する可能性も出てきます。
また、1型糖尿病になると自律神経が乱れてしまい、神経障害を起こし、手足にしびれを感じる場合もあります。
1型糖尿病になるとこのような危険な病気を発症させてしまうので、早めに対処する必要があります。

 

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1型糖尿病関連ページ

糖尿病の原因
糖尿病を予防するためにも原因は把握しておく必要ああります。糖尿病の代表的な原因は過食、アルコール、肥満、ストレス、運動不足、加齢により血糖値が高くなってしまうことです。
糖尿病の初期症状
糖尿病の初期症状は見逃さないようにしましょう。のどの渇きや尿の量と回数の増加、急激な体重減少、増加、疲労感、倦怠感、目のかすみ、立ちくらみ等、自発的に検査をして血糖値が標準値より上回っていないかチェックしましょう。
糖尿病 チェック
糖尿病は自覚症状が少ないので気づかずに進行してしまうことがあります。糖尿病のチェックをして自分なりにリスクの高さを知っておきましょう。
糖尿病の診断基準
糖尿病の診断基準は血液検査を元に血液データに異常がないかチェックします。空腹時血糖値、随時血糖値、ヘモグロビンA1cなどの数値の異常を診断基準とします。
糖尿病と食事
糖尿病と食事の関係は糖尿病を改善するために重要です。血糖値を安定させるためにも1日3食カロリー計算をして野菜不足を補い、高血圧のリスクを高めないようにしましょう。
糖尿病の予防
糖尿病の予防は生活習慣の改善になります。規則正しい食生活と適度な運動を意識しましょう。血糖値を気にしながら運動や食事を行いましょう。
糖尿病と合併症
糖尿病によって引き起こされる合併症は糖尿病神経障害,糖尿病網膜症,糖尿病腎症,脳梗塞,脳卒中, 心筋梗塞,感染症,下肢閉塞性動脈硬化症などといった怖い病気です。
糖尿病の食事メニューの考え方
糖尿病を改善するための食事メニューのポイントをご紹介します。
糖尿病にならない生活習慣と血糖値を上げない食生活
糖尿病にならない為の生活習慣は、血糖値を上げないような食生活を心掛けることも重要です。規則正しい生活に、糖質を多く含むような食品を摂らないようにしたり、食物繊維を先に食べるなどの工夫が必要です。