糖尿病

糖尿病という病名をよく聞くと思いますが、実際どのような病気なのかご存知でしょうか？
糖尿病は、どなたでもなる可能性がある怖い病気なので、詳しく知っておいた方が良いでしょう。
まず、糖尿病と聞くと大人がなってしまうイメージが強いと思いますが、近年子供もなってしまうことが多いです。
そのため、自分だけではなく、子供の健康を考える上でも糖尿病についての知識を覚えておいた方が良いです。

そもそも糖尿病というのは、簡単にいうと血糖値が高くなってしまい、ブドウ糖が足りなくなる病気です。
ブドウ糖は、生活をする上で必要なエネルギーで、物を食べたり、飲んだりして消化される時に作られます。
このブドウ糖は、血液と一緒に細胞の中に運ばれ、体を動かす時に使用されるのですが、糖尿病になると細胞の中にブドウ糖が運ばれなくなり、血液中にブドウ糖があふれます。

これはインスリンという血糖値を下げるホルモンが不足してしまったり、正常に細胞に対して作用しなくなるために起こります。
インスリンが正常に作用している場合は、食後の血糖値を抑えることができますし、ブドウ糖を細胞に運び、エネルギーを作ることができます。
また、インスリンには脂肪やグリコーゲンというものに変えて、いざという時のためのエネルギーとして貯蓄するという働きがあります。

このようにインスリンは活動をするために重要な存在で、もしインスリンが不足してしまうとブドウ糖のコントロールができず、血液中にあるブドウ糖を使用することができません。
そうなってしまうと血糖が上がってしまい、筋肉や内臓に十分なエネルギーが運ばれず、体がエネルギー不足に陥ってしまいます。
参照：インスリンについて

そして、糖尿病は日頃の生活習慣が原因で、引き起こされる可能性が非常に高く、乱れた生活をしている人は糖尿病リスクが高いと思って良いでしょう。
糖尿病を予防するためにも、日頃の生活習慣を見直して、規則正しい生活をするようにしてください。