血糖値が高い

 

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血糖値が高いと起こる障害

膵臓と高血糖

膵臓は沈黙の臓器と呼ばれ、異常があっても自覚症状が出ないのが膵臓の疾患です。
糖尿病も膵臓の疾患と言っていいでしょう。
ランゲルハンス島と呼ばれる細胞からインシュリンという糖を代謝するホルモンが分泌されるのですが、高血糖はこのインシュリンの分泌が少ないか、または出ないことで起こる疾病です。

 

高血糖の特徴

高血糖に関わる疾患は甘いもの、カロリーを多く摂ったことで起こる病気と思われがちですが、それは大きな誤解です。
私の母も弟も高血糖による疾病を患っていますが、いずれも間食はせず、体型は痩せ型です。
体型や甘いものではないのが高血糖の疾病。
風邪によく似た症状があり、喉が異常に乾くなどの自覚症状もありますが、静かに進行するのも、この疾病の特長です。
最近は予備軍が急増し、若年層の間でも高血糖に関わる疾病に悩む方も増えています。
メタボリック症候群はその端的な表れですが、隠れ肥満と呼ばれるケースも多いのも確かです。
痩せ型だから大丈夫という公式は当てはまらないのですね。

 

ペットボトル症候群

昨年、猛暑に見舞われましたが、その時に注目されたのがペットボトル症候群。
甘い飲み物は口当たりも良いのですが、糖分もかなり入っています。
カロリーゼロの表示でも要注意。
カロリーゼロだからと、糖分が入っていない訳でなく、果糖やブドウ糖の代わりに還元糖などが入っているので成分表示をチェックすることも大切だと思います。

 

血糖値が高いと起こる障害

血糖値の異常は様々な血管障害を引き起こします。
目にくれば白内障などに、手足の抹消血管であれば血行障害に、心臓病や腎臓病、あるいは脳卒中も高血糖が引き起こす怖い症状です。
だからと言って、不治の病でもなく、生活習慣病に挙げられるように普段の習慣で改善することも、合併症を抑えることもできます。
総カロリーの摂取に気をつける、料理に使う調味料を控える、間食や食べるタイミングなど食生活のみならず、ライフスタイル全般を見直すことで付き合える病気です。

 

血糖値の管理

春は会社で健康診断を受ける機会が出てくると思いますが、血糖値をまずチェックしてみてください。
そして、昨年のものと比較してみてください。正常範囲に入っているだけでなく、この一年でどれだけカラダが変化しているかも重要なチェックポイントです。

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