糖尿病 食事 メニュー

糖尿病を改善するためには、普段の食事メニューに気を遣わないといけませんが、具体的にどのような点に注意すれば良いのか分からないという人もいるでしょう。
そこで、糖尿病を改善するための食事メニューを考える際のポイントをいくつかご紹介いたします。

必要なカロリー計算

まず、食事メニューを考える時は、適正なエネルギー量を知る必要があるので、1日に必要なカロリー計算をしてください。
一般的に成人男性の場合だと1日1400〜1800キロカロリー、女性の場合だと1200〜1600キロカロリーが目安だといわれており、体を動かす機会が少ない人や肥満気味の人は最低ラインのカロリーに抑えてください。
また、体を動かす機会の多い人は、男性で適正エネルギーをぎりぎりまで摂っても問題ありません。
逆に重労働の人が、摂取カロリーをぎりぎりまで抑えてしまうとエネルギー不足になってしまい、体調を壊す恐れがあります。
このように自分に必要なカロリーを知った上で、1日の献立を考えるようにしてください。

栄養バランス

そして、いくらカロリー内に収まっていたとしても栄養バランスが偏っていると元も子もないので、しっかりと栄養バランスのとれた食事メニューを考えてください。
炭水化物やタンパク質、ビタミン、脂質、ミネラルといった栄養素をバランス良く摂取することが大切なので、野菜が嫌いだからといって、野菜を食べないのはいけません。
野菜は糖尿病の予防に大切な栄養素を含んでいるので、積極的に食事メニューに加えるようにしましょう。

味付け

また、濃い味付けの食事は糖尿病を引き起こしたり、悪化させてしまうので、薄味を心がけて食事を作るようにしてください。
塩辛い味付けや甘い味付けが好きな人は多いと思いますが、その食生活は糖尿病に良くありませんし、高血圧を引き起こす可能性もあります。
そのため、できる限り味付けは薄くして、塩分や糖分を摂り過ぎないように気をつけてください。

糖尿病を改善、予防したい場合は、このようなことに注意して食事メニューを考えるようにしてください。